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2008年8月27日 (水)

地方でキー局の番組が見れた頃(NTT中継回線)

最近は近況でしたが、今日は昔の話。それもかなりマニアックな。

 仕事で、9年程秋田にいましたが、秋田でちょっと寂しいのはTVのチャンネルが少ないことでした。地方都市の多くで民放4局が開局していた頃ですが、秋田はTBS系が無くて3局でした。(今もですが) またこれはどこの地方でも言えますが、地方ではキー局の番組を全て放送しているわけではなく、全国ネット以外の時間帯の番組は、放送してなかったり、数週遅れで放送していたりするわけです。これは今でも同じですが、今はネットで勝手にUPされたりするんで、画質をいわなければ見ることは可能だったりしますが、当時は見ることはまず不可能でした。

 そんな中で唯一裏技的な方法で、キー局の番組を見る方法が存在しました。今はもう終了しているので不可能ですが、2006年6月までは運がよければみれたのです。その方法とは、放送局間の番組伝送に使っているマイクロ波回線を傍受する方法です。その回線は通称NTT中継回線と呼ばれていました。FM変調のアナログ波でアナログ衛星チューナとCバンドLNBとアンテナがあれば、電波さえ来ていれば簡単に受信できました。
 なお現在も番組伝送回線は当然存在しますが、デジタル放送化に伴い光ファイバーを使った回線になっています。当然途中で傍受することなど不可能となっています。

 さて、秋田にいた頃住んでいたのは、南の旧象潟町という山形との県境だったのですが、間には鳥海山の裾野が海岸近くまでせり出しています。そしてその中腹にこの中継回線の中継施設がありました。そして家があったのが中継所と中継所の延長戦上だったため、電波は強力でLNBだけでも受信できたほどでした。

 受かったのは、東京から青森に抜ける回線で、確かANN,NNN,TXN,NHK-G仙台 のネット回線と素材回線2chが受信できたと思います。青森-東京の回線は受信できませんでした。多分TBS、CX、NHK-Eのネット回線があったはずです。良く見ていたのは、地方で殆どネット局がないTV東京だったかな。素材回線はニュース映像や番組伝送に随時使われていました。

Ntttokyo 回線が使われてないときに流れていた、ITEテストチャート
 

 

Id 番組と番組の間に流れていたID画面例。普通は番組直前1分間流れ5秒前に黒画面になって番組を開始していた。地方局が全国に送る場合には各局のIDが流れるので、それらを集めるのも楽しみの一つだった。
番組以外でも素材送りの前にも使われていた。これはたまに変更されるが2000年の頃のだと思う。

 転勤で関東に来て、不要になったので、しばらく実家においてテレ東に固定して親が見ていました。なんと新潟市内でも実家のあたりでは同じchが受信できていたのです。その後実家の改装のときはずされて、そのまま回線自体が廃止になりました。

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