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2008年9月14日 - 2008年9月20日

2008年9月17日 (水)

TMPGEnc MPEG Editor 3最新パッチとPT1

いつも使っている、TMPGEnc MPEG Editor 3の最新パッチが公開され、Version3.0.7.81になった。

http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/download/tme3.html

 いくつかの変更点のなか、放送TSがらみの不具合FIXと思われるのがいくつかある。
そのなかでずっと気になっていたのが、TS編集時の画像表示の遅さ。これについてもオーバーレイON時の表示更新が遅かったの修正とあるので期待して使ってみる。結果は気持ち早くなった気がするけど、軽快までは行かない感じ。残念。あと、音声でAAC入力時の遅延の修正とある。今まで音ズレ補正値を80ms程を入れていたので、再確認。なるほど今回のバージョンでは大体あってそうな感じ。
 上記と関係無いが、Version3は.NET Framework使ってなければもっと軽快に動作しそうなんだけどな。おかげでいまだにVersion2.0も良く使うし。

 もう一つ、PV4で有名なアースソフトが新製品を開発中らしい。その名も”PT1” 今回は暗号解除機能無しのデジタルチューナ。それも地デジx2 BSデジx2の4チューナ内臓で4ストリーム同時録画できるとのこと。

http://earthsoft.jp/product/index.html

暗号解除機能が無いというのがポイントで、当然B-CASカードも付属しないし、あっても使えないのだろう。見れるのは暗号化されていない、コピフリの時とワンセグストリームだけということか。これだけだとあまり面白くない。
 がしかし、暗号化されたTSも今となっては簡単に解除できるので、手間はかかるけど問題ないのだ。さらに多分発売後しばらくすればソフトウエア開発に詳しい有志が同時に解除・再生するソフトを作ってしまう可能性が高いんじゃないかと思う。
 ともかく、暗号を解除できる、B25デコーダができていなければ、発売せしえなかった製品だろう。満を持した製品である。

 フリーオより安価だし、CATV対応だし発売されたら是非欲しいけど、最初のロットは競争率激しいんだろうな。その前に、関係諸団体からの圧力で発売できなくならないことを祈りたい。あんまりさわぎすぎると、危険かもしれないな。

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2008年9月14日 (日)

TMPGEnc 4.0 XPressで赤千を直す

 「崖の上のポニョ」が大ヒット上映中の昨今ですが、今回は子供向けになったこともあり見に行ってません。DVDかBDでも出たら見ようかと思いますが。
 そんななか7年前に公開された「千と千尋の神隠し」当時こちらは劇場で見ました。しかしその後出たDVDで事件が...。「赤千」という言葉が出るほど赤いのです。ニュースにもなったし、検証サイトもいくつもできて、原因らしきものもわかったわけですが、製作側やメーカの見解は、要は「これがTVで見たときの正しい色」という開き直りに近い対応で片付けられてしまいました。
 でも劇場でもみたけど、こんな気になるほど赤いことなんて絶対なかったぞ。
 これがデフォだと言った手前、国内では「普通の色」で出すのは出しづらくなったのかわかりませんが、その後のTV放送でも赤いままというなんとも悲しい事態のまま現在に至ります。(TVを9300Kとかなり高い色温度にすればそれなりになるようですが、このソフト見るときだけ高い色温度にする必要があるのはおかしい。)日本を代表する映像作品なのにこのままでいいんですかね。

 さて、今更なんでこんなこと書いたかといえば、今回このDVDの色を補正しなおしてみたんですね。実は数年前に一度やっているんですが、最近のソフトでやり直してみました。
 この補正してあげると、赤色フィルタがはずれて特に海と空のシーンとかがとても綺麗になります。でも圧縮されてしまった青と緑のデータを伸張するだけなので、失われたデータが増えるわけではないんですよね。本来はマスターから不自然じゃ無い色のものを作りなおすのが一番いいはずなのです。

Sen1 これは、DVDソースをTMPGEnc 4.0 XPressで表示したヒストグラムです。
画面で沢山色がありそうな部分を選んでますが、緑と青のスケールが圧縮されてあかるい部分は使われていません。全編にわたってます。各所で言われていますが、これを補正するには、緑を黒ベースで33%、青を黒ベースで70%伸張すればいいです。この操作で、緑と青のヒストグラムはレンジ全部使われるようになります。
この処理が、制作時のフィルタ処理と逆操作なのかわかりませんが、画面を見た感じでは自然な色合いになっているので、これでよしとします。(同時にγとかも変更されてないとはいえないので)
しかし、青なんか2/3くらいしかレンジが使われてないし。もったいないかぎりです。

 

 

Sen3_2  TMPGEnc 4.0 XPressの色調補正フィルタの設定
RGBで「コントラスト(黒ベース)」を追加します。
フルスケール各±255なので、上記のパーセントから値を計算します。

 この処理では再エンコードになるので、エンコーダの設定が必要です。TMPGEnc 4.0 XPressでは殆ど自動化されているので、あまり面倒な設定無しで綺麗にエンコードできます。前にやったときはTMPGEnc2.5でやったと思いますが、インタレース処理でおかしくなってなんどかやり直すはめになりました。4.0ではデフォルト値でOKのようです。
 2層にするか1層にするかでビットレートを決めますが、せっかく時間かけるので画質重視に2層ベースにしましょう。
音声はDTS-ESは扱えないので、DOLBYDIGTALのみになります。なにか別のツール使えばあとから再MUXできるのかもしれませんが。音声は好みで音量補正をしてもいいです。
 今回の主な設定はエンコ-ドモードを画質重視、レート調整をVBR(平均7600/max9200/min6500 2パス)、インタレースにしています。詳細設定で「キーフレーム設定を情報ファイルに出力する」にチェックすると、TMPGEnc DVD Author 3でオーサリングするときに限りキーフレーム情報が引き継げます。

補正後のヒストグラムと、補正前後の画像です。夕方のような空が青く澄み切っているのがわかると思います。

Sen2

Sen

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