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2009年6月7日 - 2009年6月13日

2009年6月13日 (土)

副音声付の放送TSファイルをDVDに焼く

 TMPGEnc Authoring Works 4を使って別PIDの副音声放送があるTSファイルをDVD
に焼く場合、副音声をDVDやBDに取り込むのは少し面倒です。というのも本ソフトは
AACに対応しているものの、2つ目のPIDの音声を認識できないのです。主音声だけ
認識されます。

 例えば主音声が日本語モノラル(ModeはStereo)で副音声は英語のStereo音声に
なっている場合や、副音声もステレオな場合です。
 さて取り込む方法ですが、単純に副音声だけ分離して、TAW4で第2音声として読ま
せればいいです。

 ここでもまず TsSplitterGUI が活躍します。最新版では音声CHで分割で「個々に
出力する」オプションが選べるようになったんで、さらに便利になりました。これが無いと
副音声のリップシンクに苦労します。(副音声は本編しかないので分離すると合成時
ずれます。)私は、下図のように設定しています。(SD2がBS2です。BS1もストリームに
含まれていますんでこれも分離します。)
 これで音声モード(番組情報)で分離された本編だけが取り出せます。
 *合成時副音声タイミングとるのを容易にするため、副音声がある部分だけTSファ
イルを切り出します。

Sep1  Sep2

 あとは副音声のPIDがわかれば、分離できます。
 PIDはTVtestでBonDriver_File.dllを導入していれば、「ストリーム情報」でわかります。
また、TSReaderLite等のTS解析ツールでもわかります。

 さて、PIDがわかったところで、副音声だけ分離するわけですが、定番のTsSplitter
で分離しても音声だけのTSファイルが出来、これが読み込めませんでした。
 ここでは「DGIndex」というソフトを使います。このソフトはPIDがわかればAACファイ
ルで書き出せます。
 (追記:PIDわからなくても、BonTsDemux_mod10k5を使ってES2指定で分離できまし
た。他にも出来るツールあるかも。)

Sep3a  Sep3b

 このように音声PIDをBS2の副音声の0x211にセットします。(主音声は0x210)
その後、Demux Audio-Only Stream で書き出します。するとAACファイルが書き
出されます。ところが、このファイルはTAW4で読み込むと時間がおかしい。実際
後半が再生されないので、別のツールでWAVに変換して読ませます。
私は、AACプラグインを入れたfoober2000で変換しています。変換すると正常に
読まれます。

 やっと、TAW4に読ませる準備ができました。まずTSファイルを読ませた後、
副音声のWAVファイルを、マルチ音声にして音声入力2にセットします。

Sep4

 最初に本編だけ切り出しているので少ないですが、副音声は音がズレます。
これは先頭に前の番組の画像が少し残っているためと思われます。TAW4には音
ずれ補正機能があるので、音声2のリップシンクを画像を見ながら調整します。
今回は350msを設定すればOKでした。(大体このくらいのようです。)
 ここではノーマライズとかも出来るんで好みで設定します。


Sep5

 あとは普通にメニュー等の書き込みの設定をしてディスクに書き込みます。
最後に焼く段階で、ビットレートが規格外とか警告が出ますが、まず無視してOK
です。今時のプレーヤは問題ないようです。

Sep6

今回はDVDでしたが、BDの場合も同様にできます。

・2009.11.2 若干修正

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2009年6月11日 (木)

AACでエンコる

 クレジットカードのおまけで、iPod nanoをもらったので、iTuneをインストールして
使っています。ここで今まで使っているiRiver製のiHP120では、もっぱらmp3の
みで使っていたんで、このiPodでもそのままmp3で使っていたんですが、今時
iPodで標準のaacもどんなもんなんだろうとエンコってみました。
なお、mp3のエンコーダは今はLame3.98.2を使用。

 AACエンコーダはまずiTune内臓のエンコーダを標準の256kbpsを192kbps
にしてエンコード。ところで、iTuneのエンコーダの設定探すのに苦労しました。
設定-一般-インポート設定ボタン だなんてなかなかわからないぞ。
あと、Nero AAC codec / 1.3.3.0 とFAAC 1.28 でもエンコードしました。どれも
CBR192kbps狙いで設定。またこれらには、prelife3というフロントエンドを使用。
これを使うとコマンドプロンプトを使わないで済むし。また設定はiniファイルで行
います。基のWAVも入れて、計5種類で比較しました。

 んで、結果としては、私が主に使っている192kbps程度までビットレート上げる
とエンコーダの差は聴感上ほぼ判別不能だということでした。正式にブラインド
テストしたわけではないけど、少なくともiPod nanoで聞く分には差は分からな
いです。周波数スペクトルでは20kHz付近でエンコーダによる差は若干あります
が、聞いて分かるもんではなさそうです。

128kbps以下では差があるかもしれませんが、今時そんな低レートでは使わない
ので、テストしてません。

というわけで、汎用性でLame mp3で十分だということがわかった次第でした。

おしまい。

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2009年6月 8日 (月)

エレクトロニクスライフ

本を整理していたら、エレクトロニクスライフという雑誌が出てきた。
NHK放送技術研究所が監修する雑誌なだけに、電子回路の記事
の他、最新の放送や家電技術にも触れていて、良記事が多かった
気がする。

ただ地方の普通の書店では入手しずらい上当時は通販も無かった
んで、1時期定期購読していたが、丁度パソコンが流行りだした頃
突然パソコンライフに変更され、それも1年だけで休刊になってしま
いました。Wikiによると、1997年3月で休刊。

 いま手元に1993年5月号があるけど、IBM PCの記事にかなり割か
れていて時代を感じさせられます。1992年に日本語環境がDOS V
で可能となり、国民機と言われたNECのPC98に対し黒船来襲と言
われたのを思い出します。TVでニュースを見た気もする。
ほかはビデオ信号とデジタル回路の記事。まだまだコンピュータで
直接ビデオ信号を扱うのは難しい時代、Y/C分離とかの部分にデジ
タル回路が使われだした時代でした。まだ速度的にビデオはハード
ウエア処理が必須の時代でしたな。
 あと気になった記事は、既に今日本の地デジやBSデジで使われる
ISDBの構想解説が既に書いてありました。ISDBは統合化デジタル放送
の略だそうな。やっとMPEG2の規格が決定された頃の話、MUSE以外
の研究も既にやってたんですな。MUSEがぽしゃってすぐにデジタル方式
の独自規格に移行できたのもわかる気がする。昔からやってたんですな。

 この本では、さらにBSが始まった頃には、丸ごとアンテナ・チューナを
自作する記事とか、MDやDCCやAMステレオ出た頃にはその解説にか
なりの誌面を割いてくれたり結構今考えるとすごい記事が普通に出てた
んですが時代の流れか売れなくなったんですな。

 今電子回路関係の雑誌はトランジスタ技術誌とその別冊位しかない
ので、存続できなかったのは少し残念ですな。

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