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2009年12月20日 - 2009年12月26日

2009年12月26日 (土)

MASTECHのテスター

 この前秋葉原行った時に、つい買ったのがテスター。
 MASTECH製で、主に秋月電子で売られている激安品。同様機能の
有名メーカ品の数分の一程度の値段で売られています。
メーカーのHPがありました。
http://www.p-mastech.com/

 購入したのは、MS8209という多機能マルチメータ。5in1という触込み。
通常のテスターの測定機能に加え、静電容量・周波数・温度・音圧・光度
が測定できるという、欲張りなものです。何故かアジア系のこういうメーカ
って入れられるだけ機能入れたがる傾向があるような。
 ただ正直静電容量以外の追加機能は不要ですね...代わりにインダクタ
ンス測定モードつけてもらったほうがありがたいんだが。
 精度は良くわかりませんが、趣味で使う分には問題無いと思います。

http://www.p-mastech.com/products/04_dm/ms8209.html

 上記ページではボタン電池使うように書いてありますが、006Pの間違い
です。デザインは、それっぽいですが、やはり作りは値段相応感がありま
す。電池交換では裏蓋開ける必要がありますが、結構開けにくい。また
電池を入れる部分も少し小さく、押し込まないとはまりません。
 動作確認用電池はHI-WATT BATTERYという香港にある会社製のが
入ってました。

Ms82091

 中身。さすが多機能だけあって調整ポイント多数。校正が大変そうです。
良く見ると、チップ抵抗の上にリードタイプのセラコンが半田付けされてた
りジャンパーワイヤーがICについていたり、あまり国産品では見られない
処置がされています。上部に光と湿度のセンサーと音圧測定用のコンデ
ンサマイクがついています。

 この機械で、先日交換したR-SA7の電解コンデンサの容量を測定してみ
ると、ドライアップで容量が抜けているのが確認できました。酷いのは1/10
程度のもありました。200uF程度まで測定できますが、大容量は測定時間が
30秒ほどかかり、先端をクリップにしないと測定はつらいです。
 インピーダンスメータの様な交流測定ではなく、充電時間を計測して容量
を計算しているのではないかと思います。(仕様には書いてませんが)
 この方法なら比較的簡単に機能は追加できそう。

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2009年12月24日 (木)

SRF-AX51Vのバンド切り替えスイッチ

 修理シリーズ第三弾?
 いつも通勤で使っているラジオ、SRF-AX51V 今も発売されている、AM
ステレオ、FMステレオ対応のロングランアナログ機です。
 もう10年近く使っているような。付属のヘッドホンは使わず、自作のマイ
クロステレオJミニステレオJの変換アダプタを介して市販のヘッドホンを
使用。大体ヘッドホンは数年で駄目になって交換しています。

 こいつは感度も音質も結構気に入っていて、別にデジタル機もあるんで
すが、ステレオで聞きたいのと、感度が良いので結局再び使っている代
物です。

 しかし、長らくつかってきたせいか暫く前からバンド切り替えスイッチが接
触不良で、時たま感度が下がったりガリガリ言ったり不安定になっていま
した。

Srfax51v1

 内部を見ると、バンド切り替えは2つのマイクロスライドスイッチを連動させ
ています。これはまあ部品はSONYのサービスから取り寄せ可能でしょうが、
交換は相当大変そうです。とりあえず接点復活剤を使って見ることにします。
 ここではよくあるエアゾルタイプではなく、液体タイプを使います。今回はサ
ンハヤトの接点復活王の塗布タイプを使いました。エアゾルを使わないのは
塗布範囲を必要最小限にするためです。エアゾルタイプの場合は直接吹き
かけるのではなく一度何かに吹きかけて薬液だけ使ったほうが良いでしょう。
 接点に浸透するように塗布し、接点を何度か動かしその後良くふき取ります。
ベタベタの状態のままにしておくのは好ましくありません。

 処置後はきちんと切り替わるようになりました。効果がずっと続くかは暫く
使ってみないとわかりませんが。

 3バンドだけあって内部をみるとラジオとしてはかなり回路を詰め込んでい
ます。AMのセラフィルも携帯タイプにしては良い物を使用。さすがSONY。
ICはSONY製のチップセットを使用しています。AMステレオはモトローラの
ように1チップ処理ではなく、2チップ使うのですが、初代のSRF-M100から
これはあまり変わってません。

 分解には電池の+端子の半田付けを外す必要があります。組み立てもSWの
プラ部品を2箇所挟まねばならず結構大変です。

Srfax51v2
裏蓋はずした状態

発売終了前にはもう一台買うかもしれません。

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2009年12月23日 (水)

R-SA7のアンプ部の修理

 今回は前回の続きです。
 ふつう、このレベルの製品だと、もう15年落ちだし寿命ということで廃棄処
分にするところですが、AMステレオ対応ということで、チューナ部を修理し
たんで、この際徹底的に直すことにしました。
 この製品のスピーカの保護リレーは、結構不具合が多いようで片方が鳴ら
なかったり不安定だったりとネットでも同様の問題を良く見かけます。リレー
の接点の導通不良が原因です。

 というわけで、また買出しでリレーと電解コンデンサを適当に買ってきました。
両方千石電商で購入。さすがにリレーは同じ形は無いので接点構造が同じ
近いものを購入します。

Rsa7_rl

 右が元々搭載されていたものです。新しいのはオムロン製で少し大きいです。
端子の幅は従来と同じでしたが、接点端子とコイル端子との距離が違います。
無理やり搭載するために、コイル側端子に銅線を追加し折り曲げて基板の穴
に合わせ、基板上で当たる部品(リレーの保護ダイオードとジャンパー一本)
を一旦はずして裏側に取り付け直す処置をしました。

 そのあとアンプ側の基板の電解コンデンサも半分以上交換しました。音は出
てましたがリモコンの反応がおかしかったりしていました。電源からのノイズで
の誤動作が疑われました。
 ラジオ部の部品も一部変更しました。ステレオデコーダの部品を1つOSコンに
交換と、AMの低域を少し出すために、AM部の音声出力のカップリングコンデン
サの容量を15nFから33nFに変更しました。ここはあまり大きくすると、25Hzのス
テレオパイロット信号の漏れが大きくなるので程々にします。

 フロントパネルまで開けて、ちまちま交換したあと再組み立てを行いまして、
動作させたら、無事一発で動きました。リモコンの利きも直っています。
どうもサブ電源基板の電解コン不良が原因だったようです。

Rsa7_rl2
新リレーの取り付け状態

 これで、安定動作するようになりました。

 まあ、内部の基板や樹脂の劣化具合からすると、本来寿命とみて修理は諦める
レベルではないかと思います。基板を固定している樹脂部品はかなり劣化してい
て、本来の柔らかさがなくなりすぐ折れてしまう状態でした。

 今回はラジオをまだ生かしたかったのであえて修理してみました。これでもう暫く
元気に動いて欲しいものです。

Rsa7_rl3
再組み立て後の様子

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2009年12月21日 (月)

KENWOODのR-SA7のラジオ部の修理

 修理シリーズ?も第二段になりますが、今回はKENWOODのR-SA7という
コンポのアンプとラジオ部。CD部は別筐体でありましたが、既に壊れてしま
いました。ところでこの機種に内臓のラジオはAMステレオ対応で、最近まで
ラジオとアンプとして使っていました。しかしこっちに戻ってきてSW入れたら
AMラジオ部がヒューという雑音だけで鳴らなくなってしまっていました。

 AMステレオ対応な製品は今後あまり出ることも無いでしょうから、直して
見る事にしました。

Rsa7
修理後のR-SA7

 結論からいうと、今回もまたもや電解コンデンサの劣化が原因でした。
こう考えると、この種のメカ部が無いような電気製品の寿命は電解コンデン
サが握っているような気がします。実際常時動作させるようなプロ用の機
械は電解コンデンサを定期的に交換することもあるようですから。

 直接の原因は、AMステレオデコーダICの外付けコンデンサが容量抜け
で必要な容量が得られず動作が不安定になっていました。容量抜けは全
体に及んでいるようですが、熱負荷が大きい所や耐圧に対する余裕が小
さい部品が顕著のようでした。Cメータがあれば容量がわかるのですが、
10uF以上だとテスタの導通確認モードでもある程度わかります。
ビープ音の長さがコンデンサへの充電時間であり容量に比例するからです。
不良のは正常品と比べ鳴る時間が異常に短いです。
 本当は全部交換するのがいいのですが、めんどくさいし部品も無いので
最小限影響が大きそうな部分だけ交換しました。
そこまで根性入れて直すほどの高級機種でもないですし。
 この様子だとアンプ部もかなり怪しいのですが、そっちは問題が出たら見
る事にします。

 交換後は、ノイズやステレオロックのかかり具合やステレオセパレーション
がよくなったようです。
使用されているAMステレオデコーダIC、モトローラのMC13028Aにはセパレー
ションに影響する部分に47uFの容量が必要で、普通は電解コンデンサしか使
えません。データシートではこの部品はリーク電流が小さい部品を使うようわざ
わざ指定しています。今回このコンデンサも不良で鳴るけどステレオにならな
い現象もおきていました。
#こちらは結構前から起こっていた

 デカップリング用のコンデンサも容量が抜けてたんで、交換したことにより、
低域のノイズや安定性も向上した気がします。

Rsa7omote Rsa7ura
ラジオ部の基板 安いベーク基板で熱で変色も(コンデンサ交換後)

Photo
交換した部品 3割位不良っぽい

コンポだけあって、ラジオの音質もそれなりに良いです。
録音端子もあるんで、録音用は結局このマシンに落ち着きそうです。

 ところで、このマシンスピーカの保護リレーも接触不良です。一度外して、接
点洗浄しましたが、すぐ駄目になるので交換しかないです。こちらはこの機種
によくある不具合のようです。まあ気が向いたら直そうかな。

 その後、あまり使ってなかったFMも聞いてみるとこっちも歪が多く不安定。
こちらも、前回交換しなかった電解コンデンサが原因(FM-MPX回路のPLLの
LPF回路の電解コンの容量抜け)で、結局ほとんどのラジオ部の電解コンデン
サを交換する結果になりました。交換後はFMも音質がよくなりました。
しかし、15年落ちとはいえ、かなりの部分の電解コンデンサが劣化しておりまし
た。こんなもんなのかなあ。
 ところで、この製品開けてみるとわかりますが、高級機種でもない中、メンテ
性が結構いいです。ラジオ部やアンプ部が簡単に外せます。欲を言えばラジオ
へのコネクタをもう少し良くして欲しかったけど。

 

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