« 2010年7月4日 - 2010年7月10日 | トップページ | 2010年7月18日 - 2010年7月24日 »

2010年7月11日 - 2010年7月17日

2010年7月17日 (土)

フリーオの羊羹はずし(7/31追記)

 現在TV録画は見て消しはトルネを使い、保存したいやつはPCでPT2を使って
ますが、PTシリーズが出る前は最初の"無反応機"friioを使っていました。
(あと、東芝のRD-X6も使ってましたが、去年死亡しました...。)
フリーオはいまも当時より1万円引きで販売されてますが、単バンドの1チ
ューナでありその後出た同様の機能の他機種と比べると割高になってしま
ったのでそんなに話題にもならなくなってしまいました。

 地デジ用白フリーオとBS/CS用黒フリーオがありますが、一応いまも予備機
として保有、たまにノートに繋いで使っています。そのままだとあの凡の字の
ような風貌がじゃまなので、"几"だけはずしているのですが、内部には別名
「羊羹」と呼ばれる樹脂封入の部分があります。モノがモノだけに使用部品が
容易にわからないようにするためと思われます。

 1cm程の厚さの樹脂で封止しているのですが、これが信頼性を下げてる
原因のようで、動かなくなったのでだめもとでこの樹脂を外したら復活したとか
結構あるようです。
 外し方は2ch見ると詳しく書いてありますが、実は熱を加えると簡単に外れ
ます。本来は専用のホットプレートかヒートガンがあればいいのでしょうが、ア
イロンでOKでした。幸い裏側にほとんど実装部品がないので、加熱しやすい
です。紙で直接基板にあたらないようにして加熱します。
 ただ半田の溶解温度まで上げると一緒に部品をもとれてしまうので、180℃以
下にしないとだめです。(アイロンではそこまであがらないのでそういう意味でも
いいかも)樹脂のガラス転移温度と半田溶解温度の間にもってくるのがコツ
でしょうか。逆に温度が半端に低いと部品を壊すので注意します。無理は
禁物ではがれるときはほとんど力いれなくてもはがれます。

 そういえば加熱して軟化させて分解するのは、昔仕事でもよく使ってた技だ
ったのを思い出しました。それは電子部品でしたが、解体する時、接着した部
分を剥がすには加熱するのが一番よかったです。
 基板に実装されたSMD部品を一気に剥がすのも、ホットプレートで半田の
溶解温度まで上げるのが一番簡単です。(ただ一部分だけ交換するような
リペアには向きません。)表面実装部品の多くはリフローという半田溶解温
度以上の熱を加える工程で壊れないように設計されているので、百数十℃
ですぐ壊れることはありません。(長時間はNGですが)

 ちょっと話がそれてしまいましたが、封止を外すだけで復帰する原因を考え
ると熱というよりは、応力による半田クラック等でどこかの部品がはずれかか
っているんじゃかいかと予想します。たぶん封止用の材料を使っているはず
ですが触ると結構硬いので、応力は結構かかっていそうです。
はがすと力が開放されルーズコンタクトな部分が接触して直るのかも。
あともう一つの可能性は界面に水分等が浸透してしまっても動かなくなるか
も。こいつは一旦入り込むと抜けにくいので。

はがしても直らないときは、洗浄したり、拡大鏡で半田部分をみながら先細の
半田ごてで半田を付け直していくといいかもしれません。
それでも直らなければやはりデバイス故障でしょうね。

Friio_kiban
左:黒(BS) 右:白(地デジ)の基板
ほとんどレイアウトは同じ。BS用はLNB電源用の昇圧チョッパーが追加されて
います。(チューナモジュールのすぐ右側)しかし、この設計がまずく初期ロット
は最悪発煙等の不具合がありました。
原因は簡単で、昇圧チョッパーは昇圧動作だけを停止しても入力電圧(この
場合5V)がそのまま出るためです。よってLNB給電OFF時に昇圧回路への給
電を止めるか出力を切り離す回路がないとだめなんですが、初期LOTはなか
ったんですね。そのためLNB給電OFFでも5Vがそのまま出てしまってました。

 TVアンテナは構成により直流的に短絡していることが多々ありますから、
そこにそのままつなぐと短絡電流が流れます。USB1ポートであれば保護回路
がポート側にあるので普通は約0.5Aで電流制限がかかり、すぐに異常に気づ
いて止めれば電気的には壊れないで済みます。しかし、2ポートパラにして
いたり、ポートの電流制限が甘いと過電流でダイオードが焼損します。

 うちの実家でアンテナつないだら、PC側のUSB過電流警告が出て動きませ
んでした。USB側の保護が働いたので壊れずには済んだようです。最終的に
LNB給電はいらなかったので、内部の昇圧回路のインダクタを外して対策し
ました。インダクタは電源と直列にはいっているので、はずすと電圧は出なく
なり対策できます。(LNB給電もできなくなりますが)


 基板むき出しですが、無事動作しています。2個重ねてケースに入れても
いいかなと思ってます。USBハブと外部電源追加して。カードはどっちか1枚
刺しとけばいいし。

2010.7.31追記
 基板用スペーサーを使って白黒を2段重ねにした上、セルフパワー付きの
USBハブをかませてノート用にしました。ただ使用上少し問題があって、
TVtestを使う場合、win7なのでメーカ作成の最新のドライバーと視聴ソフト用
Bondriverを使いますが、これが白黒共用でおまけにUSBに登録された若い
順に認識するため、白黒同時に挿すと白で設定したDLLで黒が動いてしまう
ことがあります。USBのポート位置と挿す順とかで決まるようです。
 やろうと思えばなんとかできるんでしょうが、既に廃れた製品なのか殆ど話題
にもならず、誰も修正する気はないようでなんともなりません。まあ予備機なんで
我慢しましょう。

Friio1

 あと、BSのLNB電源を復活させてみました。(コイル再取り付け)外すとき
コイルを壊したので、千石で相当品(というか搭載品のオリジナルであろう
スミダのコイル)を購入しました。あとLNB電源を手動で切れるスイッチも追加。
 ここまで努力しましたが、結果は15V電源部がプアすぎて使い物になりません。
部品の定格電流が足りない。台湾の半導体メーカAIC社のAIC1896という石を
使っているようですが、MAXIMのMAX1896のコンパチ品でなぜか本家より定
格を上げているようです。(仕様上)たぶん仕様ぎりぎりでつかっているので
しょう。 LNBに給電すると、ちんちんにICとダイオードが熱くなり、サーマル保
護がかかるのか徐々に15Vから電圧が落ちていきます。これでは危険すぎて
使えません。ダイオードにSBDを追加したりもしてみましたが、IC内臓のSWの
定格がそもそもぎりぎりでIC自体変えるしかないみたい。
 対策ロットはどういうことをしたのか興味のあるところです。
 尚、LNB給電自体はチューナユニットの1pinに15V入れるだけなので簡単です。
ユニット内部に重畳回路(LCだけだけど)があるので。どうしても給電したければ
15Vの電源を別に用意して突っ込めばいいはずです。

Friio2
問題のLNB電源部。5Vから15Vに昇圧するが...熱的にきつい。

Friio3
LNB電源を強制ONOFFするために付けたSW。パターンを表裏面2箇所で
カットしている。(ユニットの真下をパターンが走っているため面倒。電源
回路のFBラインの手前で切るしかなく、ジャンパーも飛ばしている。)
 ちなみに赤い線とGND間に15V入れれば給電できます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月15日 (木)

AnyDVD HDが6670にアップデート

SlySoftのAnyDVD (HD)が 6.6.7.0にアップデート。
今回からついに日本の市販BDレコーダの使うAACSプロテクトに対応
したらしい。

>- New (Blu-ray): Added support for AACS protected BDAV discs, e.g.
> Japanese TV recordings

日本のデジタル放送(無料のもの)も、ガラパゴス的な要素が十分あり、
世界中でほぼ唯一B-CASカードを使った暗号化が行われており、それ
を録画するBDレコーダもコピー制御が行われています。

 AnyDVD HDのBDレコーダAACS対応はベータ版でのテストが行われて
いましたがついにメジャーバージョンでも対応。

 といっても、私はBDレコーダ持ってないので試しようがないですが、話
ではこのBDAVはレコーダごとの癖が結構あるらしいので、全ての機種に
対応できているのかなという意見もありました。

 これ対応しているならBDレコーダ買ってもいいかなと少し思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月4日 - 2010年7月10日 | トップページ | 2010年7月18日 - 2010年7月24日 »