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2011年5月31日 (火)

千石電商のCK1026ガイガーカウンタキットを組み立てた

## CK1026は結局いまいちなので他に製作したキット。
  若松ガイガー ストリナガイガー
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 前回にも書きましたが、 千石電商で売られていた、GM管、CK1026を
使用したガイガーカウンタキットを購入して作りました。

 昨日組み立てて早速動作させていますが、デフォルトでは2点問題がある
ことが分かりました。

 まず、CK1026というGM管は光にも反応する点で、特に太陽光だとものす
ごくカウントアップします。最初それがわからず、朝窓辺で測定してびっくりし
ました。色々調べるとどうも光に反応していることが判明。一説では光電効
果のためではないかとのこと。ちなみにほかのGM管だと特に気にしなくても
大丈夫みたいです。
 よって、付属のスケルトンプラケースでは夜か、何か遮光物にいれないと
正確に計れません。付属ケースは使わないほうがいいです。光が入らない
位塗装でもすれば別ですが...。

 あと初期ロットのみサービスで同梱されている、カウンタというか100円ショ
ップの万歩計は、反応が遅くカウント漏れします。一応取説では高速化の改
造も行なってますが十分ではありません。この対策はすでに方法をみつけた
人がいて、取説にもある「CT」というコンデンサを取り外す他に、もう1つ基板
上唯1つ載っている820kΩの抵抗を下げないと駄目なようです。この抵抗は
カウンタのクロック周波数を決めていて、値を下げるとクロック周波数があ
がり、結果としてカウンタの検出頻度も上昇します。私はここを51kΩに交換
しました。 ただし副作用として、消費電力が上昇します。このカウンタは
OFFスイッチがないので本改造後使わないときは電池を抜いておいたほうが
いいでしょう。 あと、取説には0.001uFを付ける指示がありますが、このクロ
ックアップ改造すれば取り付けなくてもカウントするようになります。
(ただ100pFに落としてつけておいたほうがいいかも。このCはパルスの復帰
を遅くしてパルス幅を広げるために付いてます。)クロックアップしない場合、
この0.001uFがないと取りこぼしによりまともにカウントできなかったはずです。

 千石ではGM管だけも販売しているので、ネット上には工作例が結構
沢山あるんで、それみて作っても良かった気がします。キットの内容と性能
を考えると多少割高感がありました。

 追記

 色々測定してみましたが、高圧電源が放電して電圧が下がっていと、
カウント数がどんどん少なくなっていきます。計測する場合は、ボタンを押
してからのタイミングをとらないときちんと比較できません。最大到達電圧
が900V付近と正しければ、押した後3分間くらいの値を読み取るのがい
いのかな。 でもこの方式、こんな調子だと暖機運転もできないので、や
はり高圧電源は普通に連続電圧が出るものがほしい。結局追々自作す
ることになりそうです。

 以上に基づき、ボタン押した直後3分で計測すると、大体105cpm位にな
ってます。なんかやや多い気がしますが、もしかしたら到達最高電圧が高
すぎているのかもしれません。高圧、計れればいいんですが。

 結局、このキットの管だけ使って周辺回路は組み直してしまいました。
その記事はこちら。
 付属のインバータは秋月電子でも扱ってていまは品切れ状態の小型イ
ンバータユニットと同じなのでこれも再利用するかな。

CK1026使用ガイガーカウンタの製作 1

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コメント

はじめまして、wolfと申します
本日、千石に行ったらガイガーカウンターキットがGM管(CK1026)付きで
売っている事を知りました。私は、GM管だけ購入・・・高い・・・・
隣のお店で以前、浜松ホトニクスGM管を購入しましたが、3.5千円ぐらいでした
しょうがない気もしますが、でも高い・・でも買ってしまった自分・・
ところで、話は変わりますが、この『GM管は光にも反応】する記載がありましたが
蛍光灯・古いブラウン管テレビでも反応するのでしょうか?自分で確認すればよいことですが
ちなみに、浜松ホトニクス製は太陽光・蛍光灯・古いブラウン管テレビ(14”角が丸い)
かなり反応します。太陽光で反応すると精度的に問題があるのではともいますが
太陽光(中性子?)太陽エネルギー?それとも太陽フレア、いろんなエネルギーがありまね!
だらだらと書きこんですみません。何と来なく親近感があったので書き込んでしましました
何か情報があればまたUPしてください!

投稿: wolf | 2011年6月 3日 (金) 13時07分

>wolfさん
 自分も30分くらい悩みました。値段が値段だし。とりあえず動く
セットが欲しかったのでキットにしましたが、回路がわかればですが
自分で部品集めたほうが多分安い。ただ動く様子が見れれば感じがつか
めるんでまあ勉強代も含め仕方がないかなと思ってます。
 光に関しては白色LED光にも反応します。管の上端の部分に感度がある
ようです。単純に可視光か紫外線に反応しているようで、何がの製品
の外装箱程度のものに入れて遮光してやるだけで解決するようです。
ブラウン管は既に手元にないのでわかりませんが、蛍光灯にも多少影響
します。
 高圧回路を組み直す予定なので正式のケースに組み込んでませんが
今は小さな何かの包装箱(ダンボール製)に入れて遮光して測定して
います。

投稿: まんぼう | 2011年6月 3日 (金) 13時44分

まんぼうさん
こんばんは、さっそくのレスありがとうございます
先ほど自宅に戻り、以前作成したガイガーで接続確認してみました
やはり、電圧が足りないのか無反応・・現状のGM管は骨董品浜松エレクトロニクス製1個と
ロシア製(ソ連製造)の9110 1個です。ともに、マントルで動作確認しています
どうやって、電圧を上げるかが今後の課題ですね。GM管の隣に高電圧回路も1980円で販売してました
買っとけばよかったのに、このGM管900Vもいることしらななだ・・
とりあえず、がんばって見ます。なんとなく真空管て感じですね。趣味がGM管集めになるかも。
会社の同僚、家内から馬鹿にされています。男のロマンを理解できない現実派が多い時代になりました
残念!

投稿: | 2011年6月 4日 (土) 00時04分

はじめまして。m(_ _;)m
都区迷と申します。m(_ _;)m
電装に関しては全くの素人なんですが、先日ガイガーカウンターキットを購入しまして、写真を観させていただいた限りでは、恐らく同じ物ではないかと思います。
現状で動いてはいるものの、光にも反応するようだと書いてあり、気になったのでコメントさせていただきます。
透明プラケースの周囲を缶でスイッチ辺りまで覆うと、明らかに数値が落ちるのですが、空間放射線量の測定はこの方法で可能でしょうか?
缶の板厚は0.5㎜前後ぐらいだと思われ、ガイガー管は覆えてますが、周囲は隙間だらけです。
完全に遮光しないと駄目でしょうか?

投稿: 都区迷 | 2011年6月14日 (火) 17時09分

>都区迷さん
 実は最近更新してないのですがこのキットに関して色々実験
してます。
最近どうもこのキットの回路自体に問題があるような気がしてます。
このGM管のデータシートを見たのですが、データシートでは
アノードから信号を取り出す方法でデータが測定されてます。
これはほかのGM管がカソードから取り出すのを推奨しているの
と異なってます。また資料の一番下には光には反応しないので
箱にいれなくていいみたいな記述もありこれも実際と異なります。
いまのは光にあてるとガンガンカウントするので。(特に管の
頭の部分)

実はCCFLインバータを改造した安定化高圧電源を作成して実験
したのですがインバータを動作させるとカウントしなくなり、
止めると平滑回路にたまった電荷で動作するという珍現象に見舞
われ苦慮しています。(インバータからの高周波ノイズのせいだと
思ってますが。)いまはこのキットのカソードセンスの回路から
メーカ推奨のアノードセンスの回路に組みなおして試してみる予定
です。

投稿: まんぼう | 2011年6月15日 (水) 10時37分

>まんぼうさん。
レスありがとうございます。m(_ _)m
私が購入した物は、八ヶ岳クラブ様のレイセオン社製CK1026使用ガイガーカウンターキットです。
私は説明書通りに全て組み上げてしまい、今になって色々と悩んでます。
遮光の為にケースを塗装しようにも、プッシュS/Wの電極部から配線を外さないとバラせないので、空き缶を被せてみました。
ケース内に組んであるからか、蛍光灯では大きな差が確認出きないですが、昼間と夜間では数値の上がり方が違う気がします。
GM管の頭とはアノード側ですか?
それともカソードの鈴メッキ線を絞ってある方ですか?
缶を被せるとβ線も遮断されてしまう気がするんですが…。
万歩計もケース内なので、直接プラケースをアルミ板で囲えないですし…。
高圧モジュールだけでは規定電圧に達しなかったり、電圧が安定しなかったりするのでしょうか?
ダイオードを連続で組むって事は、高圧モジュールの出力は交流の1000Vですよね?
手持ちのテスターがDC300Vまでしか計れないので、高圧モジュール部以降の電圧が計れません。
S/W間は瞬間的に55mA前後流れますが、以降は25mA以下で落ち着いてます。
インバータで整流した方が安定しそうですが、素人は部品選びの前に知識から増やさないとなので。(^_^;)ゞ

投稿: 都区迷 | 2011年6月16日 (木) 19時29分

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