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2018年1月

2018年1月21日 (日)

BSデジタル放送の4K放送開始に伴う変更

 最近官民あげて普及させようと取り組んでいる、4K放送を6ch分通常のBS視聴設備で受信できる右旋BSで行うための、チャンネル整理がいよいよ始まりました。

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1101216.html

 というのも現状試験放送している、TP17だけでは3ch分しか確保できないためで、これに加えもう1TP空けて、3ch確保して計6ch放送するのだそうです。
 チャンネルの内訳は、民放5系列の無料の総合ch各1局+NHK1局 毎度のことながら仲良く1chずつ確保しないとダメなのかと思うのですが。局名からするとしばらくは、2Kとサイマルで流すんでしょうかね。個人的には、やる気のあるところだけやれば良いと思うのですが。
 それはさておき、1TP空けるための方策としては、現状1TP2局のところを1TP3局以上にして、帯域を絞ってして詰め込む作戦がとられます。
 まあ現状の5系列の民放chは24スロットと、番組内容からすればかなり贅沢な状況が続いていたので、それが適正化されると見ることもできるでしょう。後発の多くは16スロットでHD放送しているわけですし。
 
 ここで以下に、総務省の資料にあるデータから、変更部分のみ抽出した表を掲示します。実際画質に影響受けるのは、スロット数変更の局です。トランスポンダの変更は、市販のTVやレコーダでは特に気にする必要はないのですが、TVTest等の特殊?な機材を使ってPCで受信している場合は手動での変更が必要になります。
 
Bs1
 
 新たに4K用に開けるトランスポンダは7で、現状スターチャンネルとBSアニマックスとディズニーチャンネルが使用しています。 これを移動するために、ますは移動先のスロット数を減らします。この作業が今月行なわれるのでしょう。
 現在NHKのみ作業が終了しました。ところでこの結果でよくわからないのがBS1は変更後でも20スロットあるはずなのですが、1440x1080に変更しました。一方でBSPは18スロットで1920x1080のままです。BS11は18スロットでも1920x1080なのでまあわかるのですが。何で20スロット確保している、BS1は画素数減らしたのかわかりませんね。
 
 次に右旋BS帯のチャンネル配列の変化を簡単にまとめたものを示します。
赤字の部分がトランスポンダ変更を伴うチャンネルで、これらはTVtest等のツールでは手動での設定変更が必要と思われます。再スキャンで問題なければいいのでしょうが。
普通のTVやレコーダでは自動で変更が行われます。
 公表されている日程表を見ると、第一段階のスロット数の変更は、トランスポンダ毎に日を変えて行われることがわかります。
www.apab.or.jp/topics/2017/1712010001.html

(20180430局名修正)
作業はTP番号が若い順に行われるようです。
Bs_yotei3
・色つきセルは4K放送 4Kは伝送規格が異なるのでスロット数が異なる。
・TSIDの?付きは未定

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