トルネVersion2.0とPS3ファーム3.40
PS3用地デジチューナ「トルネ」がVersion2.0にUPDATEしました。1月以上も
前に発表して、結構勿体つけた上の公開だったような。
今回の売りは、何といっても3倍モードがついたことでしょう。MPEG4AVCで
エンコードして保存されます。てっきりソフトウエアエンコードかと思えば、そう
ではないとのこと。
トルネの外付けユニットに使われている、富士通のマイコンMB86H47Aには
MPEG4AVCのエンコーダも内臓されているようで、今回のアップデートでそれ
を使えるようにしたようです。このため、ソフトウエアアップデート後USBを挿し
直すように指示がでます。(ユニットのファームアップ)
流石のCELLとはいえ、リアルタイムエンコなんぞするとその間ゲームが出
来なくなるでしょうから、賢明な策といえます。標準の録画モードは3倍モード
になり、いままでのはDRモードとして指定します。
早速試してみましたが、若干動きがある部分でモスキートノイズが出ます。
局のウオーターマークも崩れ気味です。
3倍ということは地デジは大体12-14Mbps位ですから、4-5Mbpsになるはず。
これでも、上手くエンコードすれば結構綺麗になるはずですが、チップのオマケ
機能的なリアルタイムエンコーダでは致し方ないのかもしれません。
綺麗に見たい場合やスポーツ系はDRモードがよさげです。
あと同日、PS3本体のファームも3.40にアップデートしました。今回は色々機
能追加で、重に動画編集UP機能とフォトギャラリー機能が拡充しました。
これでますます、ゲーム機から離れていくような。というか私、ゲームソフト1本
も持ってないや。完全にBD・動画再生マシン状態です。
早速動画編集機能試してみました。まず本体に編集したい動画をコピーします。
コピーしないと編集できない仕様です。実は最近まで本体にコピーできるなん
て知らなかったんですが、出来たんですね。
この機能使うには最初にソフトをダウンロードする必要があります。
また、編集するためには、ファーム3.40以降にコピーしたものである必要があ
ります。余は、コピーしなおさないと編集できないということです。
編集画面では、切り貼りのほか一応文字も入れられます。ただ編集後書き
戻せるわけでもないので、あまり高度なことが出来ても再利用できないし、し
かたないのですが。
最後に編集後どこかにアップロードできるみたいですが、版権ものは止めた
方がいいでしょう。UPしなくても本体に保存もできます。編集すると、HDでも
640x480 2MbpsのMPEG4AVCにエンコードされてしまいます。アスペクト比は
保持されます。またこの処理には実時間の半分程かかるようです。
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