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2010年2月 2日 (火)

インダクタンスメータ

荷物の奥から出てきた自作ものシリーズ第一弾。
昔自作した、インダクタンスメータ。15年程前に作った代物と思います。


L_meter2

 見つけて電源を入れたら、電池が腐っていて動かず。
 電池を交換し電源は入るも今度は数値がおかしい。おまけに電池
の負荷電流も異常に多いみたいだし。こんなの壊れるところないのに
なあと思い、基板をはずしてみると、どうも基板のネジ留めしていると
ころでショートしていた模様。絶縁版入れてたけどネジしめすぎたみた
い。

 絶縁版を入れなおして組み立てなおし、緩んでいたネジも締めなおし
て無事再び動作しました。

L_meter1

 中身は秋月電子で昔発売していた、インダクタンスメータキット。
今は絶版になっています。回路図は秋月電子のHPからみることが
出来それをみて今でも部品集めて作っている人もいるみたい。今なら
PICとかのマイコンでお手軽に作ってしまうんでしょうが、こいつの測定
部はすべてアナログです。インダクタンスを発振回路とOPAMPを駆使
して電圧に変換して、デジタル電圧計で表示する仕組みです。
同期検波を使っていて、R成分を除去でき結構真面目な設計です。
秋月電子の取説へのリンク

 製作したあと、会社の高価なマルチメータとLCRメータで校正した記憶
があるので、いまでもそれなりの精度がある模様。機知の値のインダクタ
を測定するとちゃんと正しく測定します。(1kHzのみですが)
 今中身を見ると、我ながら結構丁寧に作っています。アルミケースのお
かげもあり、安定して動作しています。

 テスターもC測定機能が付いているのは多いですが、Lは少なく結構
使えるかも。と思ってネットで検索したら、LCが計れる良さげなキットが
発売されています。マイコンを駆使し無調整で作成できる代物のようで
つい発注してしまいました。
 あとPICを使った自作マニア向けの定番回路もあるようです。

http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=40002

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